オンラインのカラー診断は誤診のもと?実際のところは

コロナの影響で、自粛も当たり前になってきましたね。通販での買い物が当たり前になったり、お仕事もテレワークですむようになってきました。ZOOMなどのオンライン通話も広まるにつれ、なんとパーソナルカラー診断にもオンラインでの診断が登場します。

でも皆さん、気になりませんか?

オンラインでちゃんと分かるの???

パーソナルカラー診断は、お客様一人一人の似合う色を見つける診断です。はたして本当にオンラインでそれができるのでしょうか。

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確かに、多少の不安はあるけど…。

対面とオンラインでは、実際のところどうなのでしょう?精度に差はあるのでしょうか。今回はプロの視点から、オンライン診断について考えていきます。

パーソナルカラーがどういうものかについては、こちらもあわせてご覧ください。

「パーソナルカラー」って何?特徴や専門用語についてもプロが分かりやすく解説!

オンラインは誤診する

結論から言います。
オンライン診断は誤診のもとです。

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えっ!? オンライン診断って誤診するの!?

必ずしもそうというわけではないのですが、実際の対面診断と違いやはり誤診する可能性が非常に高いです。その理由を説明していきます。

環境が適切ではない

部屋

パーソナルカラー診断をするには、診断する部屋の環境がとても重要です。自然光の入る明るい部屋が好ましく、曇りや雨の日などは室内のライトで調整して診断をします。
写真やオンラインだとこの環境が整っているかどうかが判断しづらく、またお客様も基準となる部屋の環境をご存知ありません。なので対面の状況とぶれが出るんですね。

ボディカラーが異なって見える

パーソナルカラー診断では、その方のボディカラーを見ます。主に肌、髪、瞳の色ですね。カメラの角度、光の向き、ライトの色、時間帯など様々な要因によって室内の環境は変化し、実際のボディカラーを画面や写真から正しく判断することは難しいのです。

また、部屋のライトにどのような照明を使っているのかも診断結果に関わってきます。照明がオレンジだったり部屋全体が木造で白壁が無かったりすると、全体的に黄色く見えるのでそこにも注意が必要です。

白い照明
診断に適した昼白色
オレンジの照明
診断には適さない電球色
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自分の部屋のライトや壁はそう簡単に変えられないし、確かに難しいわね

この点、サロンではすでに環境が整っているので純粋に診断だけを楽しむことができます。ライトについてはこちらが参考になるので、気になる方はチェックしてみてください。

【2022年度版】太陽光に近い照明とは? 用途や住まいに取り入れるメリットを紹介!

顔移りの変化が判断できない

鏡を見る女性

診断では色布(ドレープ)を使い、当てた時の顔移りの変化を見ます。顔色はもちろん影の出方や血色感も全て含め判断しているので、画面を通してだとその微妙な変化が確認できなくなってしまいます。

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パーソナルカラー診断って、思ったより色んな注意点があるのね。環境作りがこんなに大事だなんて知らなかったわ。

先述しましたが、これらの要素が必ずしも誤診につながるというわけではありません。写真やビデオ通話でも正しく結果を出せる方はもちろんいらっしゃいます。ただ、実際に対面での診断と比べ精度が落ちたり説得力に欠けたりするので、オンライン診断の方が劣ってしまうのは間違いないでしょう。

それでもするとしたら

笑う女性

とは言ってもなかなか外出しづらい昨今、オンラインでの診断は便利ですよね。
もしオンラインでパーソナルカラー診断をするとしたら、どのような点を気を付ければいいのでしょうか? いくつかの注意点があります。

正規より安い料金で

小銭

オンライン診断だと、どうしても精度の面で劣ってしまいます。なのでその分正規の料金より少し安くなっているところを探しましょう。
対面と比べ思うような診断ができない分、保証のようなイメージです。

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ちょっとお得にできると考えたら、それもいいわね

4タイプの診断にする

4シーズンパーソナルカラー

オンラインでの診断は難易度が上がります。そのため、複雑な16タイプではなく基本となる4タイプの診断がおすすめです。
これは実際に私も試してみたことがあるのですが、診断の複雑さやアドバイスの内容などもふまえ4タイプが限界だと感じました。カラー診断をしたことがなくて、お手軽に試してみたい方にとっては、オンラインのカラー診断はぴったりかもしれません。

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ふむふむ、よりシンプルで分かりやすい方を選ぶってことね

また、少し話がずれますが『16タイプがメニューに入っているサロンが行う4タイプカラー診断』が良いかと思います。16タイプができる方は4タイプのみの診断士に比べより多角的なアドバイスができるので、サロン選びで悩んだ時の判断材料にしても良いでしょう。

まとめ

スマートフォンを見る女性

以上、オンラインでのパーソナルカラー診断についての見解でした。

・対面診断とオンライン診断では精度に差がある
・オンライン診断は誤診の可能性が高まる
・オンライン診断は正規の値段のより安いプランで
・16タイプではなく4タイプでの診断がおすすめ

今回の記事は、オンラインでのパーソナルカラー診断を否定するためのものではありません。ただ、オンラインで診断したあとに「不安だったので…」といらっしゃるお客様がいるので、全く同じではないということを知っていただくために作成しました。

対面とオンラインの差を知っているのといないのとでは、ご自身での納得感も違ってきますよね。

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対面とオンラインの違いを知ったうえで、お手軽にパーソナルカラーを知りたい人にはぴったりってことね!

両者の違いを知って、自分に合った診断のスタイルを選びましょう! 実際の診断の様子はこちらで見れますので、対面での診断の雰囲気が知りたい方はぜひご覧ください。

気になる内容は?パーソナルカラー診断の様子を写真付きでご紹介!

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