こんにちは。横浜のパーソナルカラー・骨格診断・顔タイプ診断サロン、色折々です。2023年11月17日(金)、いよいよゲゲゲの鬼太郎の映画が公開されましたね!
水木しげるの生誕100周年記念として作成された映画『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』。鬼太郎の父親である目玉おやじと、呪いの村で出会ったサラリーマン水木の物語です。
Twitter(現X)で広告が流れてくるのを気にしつつスルーしていたのですが、ちょうど仕事が空いていたので見に行くことに。運よく前売りチケットも購入でき、あいにくの雨ではありましたが公開初日のいの一番で見てきました。
見に行くか悩んでいる方のために、ざっくり結論を言います。
めっっっっちゃ良かった。
もう本当に最高でした。絶対にまた見に行きます。というか皆に見に行ってほしい。ネタバレなしで感想だけをつづりますのでイメージが湧きづらいかと思いますが、良ければ参考にしてください。
・愛を感じる切ないラスト
・ホラーやグロ要素はしっかりあり
・迷っているなら見るべき
「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」ネタバレなし感想
レーティングはPG12
感想の前に1つ注意点があるのですが、この映画のレーティングはPG12となっています。これは映画を見る際の年齢制限や視聴の判断基準のことで、今回の『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』は全年齢の扱い。
ただ、小学生以下のお子様が視聴する際、保護者の助言・指導が必要となっています。
鑑賞する際にはなるべく保護者同伴をオススメする作品です。小学生以下のお子様にとっては不適切な表現が一部含まれています。が、あくまで「助言・指導が必要」であるため、子供が見てはいけない、というわけではありません。
映画の時間 「映画のレイティングの意味とは?」より引用
作中では戦争の内容に触れたり、一家のゆがんだ価値観などの描写があります。また、流血を伴うグロテスクなシーンもありその点でPG12相当と判断されたのかと思います。このブログもそれを踏まえたうえでご覧ください。
「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」あらすじ
話の舞台は昭和31年、今は廃墟となっている哭倉村(なぐらむら)でのできごと。そこには日本の財政会を裏で牛耳る龍賀(りゅうが)一族がおり、自身の妻を探しているかつての目玉おやじことゲゲ郎と、龍賀製薬の担当サラリーマンである水木(みずき)が出会います。
『#鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』本日公開!#ゲゲゲの鬼太郎 https://t.co/e72dKbLyhn pic.twitter.com/iepU0XAGry
— toco (@tocodot) November 16, 2023
水木は加賀製薬が製造している秘薬「M」の謎を探るため、哭倉村を訪れたゲゲ郎と手を組みます。お互いの目的を追い求めるうちに、龍賀一族の異常な実態へと繋がっていき……という内容です。
映画を見た感想
ざっくり言うとこの4つです。
・人間がみんなクズ
・目玉のおやじこと「ゲゲ郎」がイケメン
・SEや演出が素晴らしい
・エンドロール後まで見るべき
もう本当に、人間側の登場人物がみんな私利私欲のためにしか動かないクズばかりで最高でした。主人公の水木もそう。
ゲゲ郎に嘘をつき、ヒロインである少女の気持ちを持て遊び、自分の「成果を持ち帰り社内での地位を確立する」という目的のためだけに動きます。うーんこの。見るに見かねたゲゲ郎にお小言まで言われる始末。
一方ゲゲ郎は、ただひたすらに最愛の妻を探し続けていました。不審者として囚われても「争いごとは嫌い」と言い放ち、わずかな手掛かりを頼りに行方不明の妻を追い求めます。
この人間の愚かさと人外の愛情深さの対比が、作品全体を通し随所で描かれていてとても良かったです。
小気味良い下駄の音
映画内のBGMや効果音ももちろん素晴らしかったのですが、私のお気に入りは下駄の音です。乾いた木特有のカラコロという音が、ゲゲ郎の存在感や場面の緊迫感などを際立てていました。
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— 映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』11.17(金)公開 (@kitaroanime50th) October 9, 2023
キャラクター紹介
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🟨鬼太郎の父(かつての目玉おやじ)
⬛️cv.#関俊彦
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映画『#鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
11.17(金)公開 pic.twitter.com/oj6VusXb4g
特にバトルシーンは必見です! 打撃音や爆発音に混じり、粉塵をかき分けるような鋭い音が縦横無尽に聞こえ、バトル全体のアクセントになっているのが印象的でした。これは映画館で見て良かった点の1つですね。
映画の特典:描き下ろしカード
そして今回、来場者特典としてビジュアルカードがあります。
キャラクターデザインを手掛ける谷田部透湖氏による描き下ろしで、ランダムで2種類あるとのこと。初日の朝一だったため、無事ゲットすることができました。
雨だったので銀ピローに入ってるのありがたい!
中身は「水木と幼少期の鬼太郎のツーショット」。見た瞬間思わず「ひえぇ可愛い!」と声が出ました。一人の時に開けて良かった……。
映画本編がダークなこともあり、ほっこりした雰囲気で癒されました。でもギャップでやや切ない気持ちにもなる。もう一枚の絵柄も気になりますね!
公式のインフォメーションに「ご鑑賞後の開封を推奨しております」とあるのですが、私も映画視聴後の開封を強くおすすめします。来場者特典とのことで、実際のカードは公開からしばらく経ってから掲載しようと思います。
映画館やチケット情報
今回足を運んだ映画館はTジョイ横浜です。横浜駅が最寄りで、ニュウマンのエレベーターから行くことができます。
チケット代ですが、私は前売り券を購入したため1,600円(税込み)でした。現在、前売り券の販売は終了しているため、ムビチケでオンライン券(電子チケット)を購入するとちょっとお得に買えます。
・通常購入 → 2,000円(税込み)
・オンライン購入 → 1,900円(税込み)
その他、学生さんは料金が安くなったり、水曜サービスデーやレイトショーでお得に見れたりするので、気になる方はぜひTジョイの料金案内をご覧ください。
また、映画の特典と一緒にクーポンをもらいました。menuというフードデリバリーアプリのようです。気になる方は一緒に使ってみてくださいね。
おまけ
いてもたってもいられず2回目を見に行ったのですが、視聴のスタンプが違うデザインになっていました! それぞれメインキャラクターですね。そして特典のカードは同じ内容。
パンフレットもすでに売り切れで、グッズも全て無くなっていました。凄い人気!
まとめ
『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』のレビューでした。実は雨ですっころんでひざを怪我したのですが、その痛みを忘れるくらい面白かったです。劇中でも雨が降っていたので、雰囲気が出て結果的に良かった…のか…?
めちゃくちゃおすすめなので、悩んでいる方は絶対見たほうが良いです! 水木しげる特有のほの暗い世界観を楽しんでくださいね。